密告社会ベトナム

聞く話によればベトナムという国では昔から密告の習慣が社会に深く根付いているらしい。
事実なのかはベトナム初心者の私にはよくわからない。

そう言えば現地で会社の同僚と食事をしながら雑談していてもそこに居合わせない同僚に関する話が話題にのぼることは多い。場合によっては終始一貫そのテの話に終始することもあったりする。
1日の仕事を終えて楽しくイッパイのつもりでやって来たのに聞きたくもない他人に関する噂話を聞かされると驚くと同時にせっかくの飲み会が興醒めだ。

これはここだけの話なんだけど ・・・・
Aさんは出入りの業者から賄賂をもらっている
BさんはCさんと浮気をしている
Dさんは最近新車を買ったけどどこにそんなお金があると思います?

密告と言っては少々大袈裟でゴシップ話に少し毛が生えた程度のものや所謂告げ口に近いものが多いことは事実だが、一様に同じなのはそこにかなりの悪意、嫉妬が込められていると思われること。
ローカルの皆さんの人間関係に深入りするつもりは無いし何を聞かされても自分の立ち位置はしっかり持っておこうとは思っているが想像もしなかった内容の話をインプットされると軸もぶれそうになる。

最近は特定の人たちと少人数で集まることは出来るだけ避けるようにしている。
自分自身もよく気をつけて行動しないとどこで何を言われているかわかったもんじゃない。
壁に耳あり障子に目あり。くわばらくわばら。

この記事がお気に召しましたらシェア・いいねを!!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です