avahi-daemon
13-05-2023
サーバーにssh接続するときにipで接続できるけどホスト名でアクセスできないぞ〜っていうときは
avahi-daemonが有効になっているか確かめてみましょう。
avahiは、Zeroconfプロトコルを使用してネットワーク上のデバイスを自動的に検出し、名前解決を行うためのシステムです。
ホスト側でavahiが有効になっていない場合、SSHクライアントはホスト名を解決できず、IPアドレスで接続はできてもホスト名での接続ができなくなる可能性があります。
avahiが有効になっているかどうかを確認するには、以下のコマンドを実行します。
sudo systemctl status avahi-daemon
avahiが有効になっている場合、次のように表示されます。
○ avahi-daemon.service - Avahi mDNS/DNS-SD Stack
Loaded: loaded (/lib/systemd/system/avahi-daemon.service; enabled; vendor preset: enabled)
Active: active (running) since Fri 2022-05-13 12:34:56 JST; 1 day 2h ago
Main PID: 1234 (avahi-daemon)
Status: "avahi-daemon 0.7 starting up."
Tasks: 2 (limit: 2063)
Memory: 3.0M
CGroup: /system.slice/avahi-daemon.service
├─1234 avahi-daemon: running [hostname.local]
└─1235 avahi-daemon: chroot helper
avahiが無効になっている場合、次のように表示されます。
○ avahi-daemon.service - Avahi mDNS/DNS-SD Stack
Loaded: loaded (/lib/systemd/system/avahi-daemon.service; disabled; vendor preset: enabled)
Active: inactive (dead)
avahiが無効になっている場合は、以下のコマンドを実行して有効にすることができます。
sudo systemctl enable avahi-daemon
sudo systemctl start avahi-daemon
これでavahiが有効になり、ホスト名でのSSH接続が可能になるはずです。