外出先から自宅ラズパイにsshする

アパートのネットはパブリックIPがアパート全体で共有されていて外部から直接アクセスできない。

それでも仕事やらプライベートやらでどうしても自分の部屋で稼働しているラズパイやPCにアクセスする必要があるのでAnydeskやらルーターの機能を利用してなんとか必要なデバイスに到達することは出来ていた。

AnydeskはIDとデバイスへのログイン情報があればどこからでもWIN PCやMacにアクセスしてGUIを動かせるのでそれはそれで便利なのだけど、いざラズパイにsshするとなるとリモートアクセスした先のPC/Macbookでターミナルを開いて操作することになりなんだか靴の上から足を掻いているような感じは否めない。

ルーター機能の方はWEBベースのターミナルなのでこれまたなんとなくシャキッとしない。

もっとシャキッとした操作をできる環境は無いものかと常々考えていたところTailscaleを利用するとファイアウォールやNATの向うのデバイスにどこからでもsshできるみたいなことを知った。

ChatGPTにTailscaleについて尋ねてみたらこんな感じだった

なかなか面白そうなので早速試してみよう!

無料アカウントを作成したら使用するデバイスに用意されているアプリをインストールしていく。
ラズパイや他のLinuxプラットフォームへのインストールについてはここで詳しい。

取り合えず会社のWindows, 自宅のMacbook, ラズパイにインストールしてそれぞれログインさせてみるとそれぞれのデバイスにIPっぽい番号が割り振られている。

会社のWindowsから自宅のラズパイにsshしてみたが、もたつく感じもなく快適に使用することが出来た。
良き哉。

アパートでは複数台のラズパイが稼働していますが、そのうちの1台にTailscaleをインストールしておけばあとはそれを踏み台にして他のデバイスにもローカルipまたはホスト名でsshできちゃいます。ftpクライアントからftp接続もできちゃうのでとても便利になりました。


日本の自宅サーバーに繋げば海外からAmazonPrimeやU-Nextも視聴可能。
これまでのVPNと違いパブリックIPのないサーバーでもOKなので「自分ちは外からのアクセスNGなんだよな」と諦めていた方もOK!!

Tailscaleがないとき
Tailscaleがあるとき

予めTailscaleにログインしておく必要はありますが、一旦ログインしておけばあとは放置でもそれほど気にならないし、それよりも軽快でより便利な操作環境が構築できて個人的には『Tailscale最高!』って感じです(笑)

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