一字違いで大違い

もう30年もまえの話
ボンベイ駐在の辞令を受け取った日の夜に田舎の母に電話した。

reveil
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あ、お母ちゃん、あのなぁ、こんどボンベイに駐在することになったわ

へぇ〜、そりゃまた良かったなぁ
あんた子供の頃は考古学者なって発掘したい言うとったし夢が叶うんちゃう?

reveil
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それはポンペイやろ!w
インドのボンベイや、インドの

あ、そうか○とテンテン(濁点)で大違いやねぇ
暑そうやけど頑張りや

随分後になって母とこのときの話をすることがあったが、最初私の口からボンベイと聞いたときは本当にイタリアのポンペイに赴任することになったのだと思ったそうだ。

ポンペイは皇帝ネロの時代にベスヴィオ火山の噴火で一夜にして姿を消した都市で1900年代に本格的な発掘が行われ溶岩流に呑み込まれた人々の様子が生々しく再現されていたりする。

実は子供の頃本気で考古学者になりたいと考えていた。きっかけは親に買ってもらった漫画世界の歴史とかなんとかいう本にベスヴィオ火山の噴火で一夜にして消え去ったポンペイを見学して感動し後に幻のトロイアを発掘したハインリヒ・シュリーマン博士の話を読んで憧れたから。

小さな細い眼を輝かせながら自分の夢を語る小さな息子を母は傍らで生暖かく見守ってくれていたんでしょうね。母の口からポンペイなんて単語が飛び出してきたのもそう考えると納得がいきます。

母親って子供の一挙手一投足を見守ってくれているのだなぁ・・・。孝行したいときに親はなしと申します。
親御さんがまだご健在の諸氏は次の休みにゆっくり話をしてみてはどうでしょう?

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