生まれ変わる神戸空港

2025年から国際チャーター便の受け入れ、国内線発着枠の拡大が決まっている神戸空港に新しいターミナルが建設されるようです。
国際化に向けたスケジュール・機能拡張の方向性については下記のようにまとめられています。

2023年国内・国際一体型新ターミナル整備事業者の決定
2025年春新ターミナル供用開始国内線の発着枠を拡大(1日最大80回→120回)国際チャーター便の運用開始
2030年(前後)国際定期便の運用開始
施設規模延床面積14,610平方メートル
階層2階建て(2階はオフィス・展望デッキ)
運用国内線(40回/日)と国際線チャーター便に対応
搭乗口国内線(4ゲート以上)、国際線(2ゲート以上)、バス輸送形式

今回発表された整備概要によれば約90億円をかけて国内・国際線一体型の新ターミナルが建設されるとのこと。
高い天井を持ち開放感のある2階建て建築が特徴のようです。

新たなターミナルは階層移動を少なくするため、出発・到着ロビーや保安検査場などといった主要機能を1階に集約。
これらの主要機能が吹き抜けのロビーに面しており、分かりやすい施設配置となるように意識されているそう。

「海に浮かび、森を感じる」がテーマ。展望デッキや建物内外に緑を取り込むことで、自然を感じる設計になっていて、旧居留地の建物に見られる「陰影のあるデザイン」の特徴を、サブターミナルの外観に取り入れることで、神戸の歴史も感じられるようになっているんだとか。

神戸空港の新ターミナルは2025年2月末に完成予定で、3月末から運用が開始される見込みです。
三宮と神戸空港を結ぶ地下鉄線の計画も進められており近未来の神戸を代表する交通ハブとして楽しみな存在になりそうです。

新ターミナルの建設予定地は数の黄色部分だそうです。

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